6/4(水)『崖っ淵からの生還、グローバル化と抜本的事業構造革新』
ー 社会イノベーション創生への挑戦 ー
株式会社 日立製作所 アドバイザー(前 株式会社 日立製作所 執行役員常務 CTO )
株式会社 日立総合計画研究所 取締役会長
鈴木 教洋 氏
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2025年度 前期「イノベーション・フォーラム」の第4回例会は、来たる6月4日(水)、13 : 30 ~ 17 : 00、東京六本木の国際文化会館に、株式会社日立製作所 アドバイザー(前 同社執行役員常務 CTO)、(株) 日立総合計画研究所 取締役会長 鈴木 教洋 氏をお招きし、『 崖っ淵からの生還、グローバル化と抜本的事業構造革新 』 ー 社会イノベーション創生への挑戦 ー と題してご講演いただきます。
(株)日立製作所はリーマンショック後の危機を乗り越えるべく、グローバル化と抜本的事業構造改革に踏み切り切り、合わせて研究開発の抜本的改革を進めてきました。研究開発の投資効率向上を目指し、社会イノベーション創生に向けた顧客協創を推進するとともに、グローバル化に向け、北米、欧州、中国、APAC、日本のグローバル研究体制に再編成。また、各地域の顧客課題を解決するべく、顧客協創環境の整備、アカデミア連携、HVG(Hitachi Ventures GmbH)設立を図り、Lumada事業拡大への貢献を加速してきました。これまでの変革の取り組みとともに、今後の展望についてご紹介願います。
鈴木教洋 氏
2008年、日立製作所はリーマンショック後の影響で、2009年3月期、国内製造業過去最大の7873億円の巨額赤字を計上。危機的状況に陥りました。(IBMの危機といわれた1992年のIBMの巨額赤字は49億6500万ドル。当時の為替レートで 約6200億円、当時1ドル126円換算)
その要因は、リーマンショックによる影響で国内市場でコスト削減の動きが出、設備投資などに買い控えが起こり、合わせて海外市場での競合激化で劣勢に立ったことなどが上げられます。
崖っぷちからの生還
しかし驚くべきことに、日立製作所は事業ポートフォリオの改革、組織改革、グローバル化改革と驚くべき企業改革を推進し、2013年度決算では何と創業以来最高の営業利益 5,328億円を計上して 、驚異的 V字回復を果たしたのでした。その立役者、牽引者こそ、今日知らぬ者のない、2009年に取締役 代表執行役会長 兼 執行役社長に就任した川村隆氏でした。
そして日立製作所が奇跡的回復を果たした翌年の2014年、同社中央研究所長、その翌年 研究開発グループ 社会イノベーション協創統括本部長に併せて就任された今回の講師、 川村隆氏を支えたお一人、鈴木 教洋氏でした。
当時の危機的状況の最中、日立は如何にして新たな発展の道を切り開き、新たな日立製作所を創出していったのか。 それが、今回学ばせいただく最大の勉強課題です。
皆様の積極的なご参加を願ってやみません。(新経営研究会 代表 松尾 隆)
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当日のスケジュール
2025年6月4日(水) 13:30〜17:00
- 13:30-13:35
- ご挨拶
- 13:35-14:00
- 自己紹介
- 14:00-15:00
- ご講演(前段)
- 15:00-15:15
- 休憩
- 15:15-16:15
- ご講演(後段)
- 16:15-16:55
- Q&A
参加申込締切
2025年5月28日(水)
事務局:田中
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講演会場・アクセス
国際文化会館 西館 4階
東京都港区六本木5-11-16
- 都営大江戸線 「麻布十番駅」7番出口より徒歩5分 (上り急勾配あり)
- 東京メトロ南北線 「麻布十番駅」4番出口より徒歩8分 (上り急勾配あり)
- 東京メトロ日比谷線「六本木駅」 3番出口より徒歩10分
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