5/9(金)『再開! 次世代高速鉄道 “リニア中央新幹線 ”への挑戦』
東海旅客鉄道株式会社 専務執行役員 中央新幹線推進 本部 リニア開発本部長 寺井 元昭 氏
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2025年度 前期「イノベーション・フォーラム」の第3回例会は、来たる5月9日(金)、13 : 30 ~ 17 : 00、東京六本木の国際文化会館に、東海旅客鉄道株式会社 専務執行役員 中央新幹線推進本部 リニア開発本部長 寺井 元昭 氏をお招きし、『再開! 次世代高速鉄道 “リニア中央新幹線 ”への挑戦』と題してご講演いただき、今後の日本が世界をリード出来る技術・製品開発を主題に、活発な討議の場を持ちたいと願っています。
リニア中央新幹線は、東京ー大阪を結ぶ超電導リニアモーターカーによる新幹線です
寺井 元昭 氏
超伝導磁石で車体を浮上させ、時速500kmで走行し、東京ー大阪間を1時間7分で結ぶ計画です。当初、2027年に東京-名古屋、2037年に名古屋-大阪 開業予定だったリニア新幹線は、静岡県の反対、水問題他で中断していましたが、2025年の年頭、地質把握のためのトンネル「先進坑」の掘削再開を決定いたしました。
開業は当初より大きく遅れ、2034年以降となる見通しだそうです。 このリニア新幹線の開発が始まったのは、何と東京オリンピックの開催、新幹線が走る2年前の1962年だったのです。
リニア中央新幹線
そして、JR東海がこの時速500kmをクリアしたのは1997年。道なき道を切り開いてきた、すべて日本の全くのオリジナル技術です。
寺井元昭氏はIR 入社以来、このリニア新幹線開発一筋で来られた方でした。 前回「異業種・独自企業研究会」では、「山梨実験センター」での体験試乗の機会を組み入れていただきましたが、今回は開発途上にあった様々なご苦労話、大きなブレークスルーをされた折の感動的ご体験、そしてこの度の開発中断でのご苦労話、また途上でドイツが技術開発競争から離脱していく熾烈な開発競争の実態、最終段階でマスコミが声を大きく取り上げた中国の猛追などの実態も含め、このリニア新幹線開発の今日に至る開発の実態に触れていただく予定です。
皆様の積極的なご参加を願ってやみません。(新経営研究会 代表 松尾 隆)
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当日のスケジュール
2025年5月9日(金) 13:30〜17:00
- 13:30-13:35
- ご挨拶
- 13:35-14:00
- 自己紹介
- 14:00-15:00
- ご講演(前段)
- 15:00-15:15
- 休憩
- 15:15-16:15
- ご講演(後段)
- 16:15-16:55
- Q&A
参加申込締切
2025年5月2日(金)
事務局:田中
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講演会場・アクセス
国際文化会館 西館 4階
東京都港区六本木5-11-16
- 都営大江戸線 「麻布十番駅」7番出口より徒歩5分 (上り急勾配あり)
- 東京メトロ南北線 「麻布十番駅」4番出口より徒歩8分 (上り急勾配あり)
- 東京メトロ日比谷線「六本木駅」 3番出口より徒歩10分
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