10/8(水)【訪問見学先】株式会社 デンソー 大安製作所(三重県いなべ市)【ご講演者】(株) デンソー 代表取締役 副社長 山崎 康彦氏『 自動車業界大変革期における新たなモノづくりへの挑戦 』
【ご講演者】株式会社デンソー 代表取締役 副社長 山崎 康彦氏
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2025年度 後期「異業種・独自企業研究会」の第1回 例会は、来たる10月8日(水)、株式会社デンソーを訪問し代表取締役副社長 山崎康彦氏を講師としてお囲みし、上記テーマの下、同社の「大安製作所」を見学させていただきます。
ご案内の通り、(株)デンソーは先進的な自動車技術、システム・製品を提供する、グローバルな自動車部品メーカーです。
大安製作所は敷地面積 855,000 m2、延床面積 319,000m2。三重県いなべ市大安町門前に位置する、点火装置、走行安全機器、点火プラグ、O2センサ、各種アクチュエータ・センサー等の生産を行っている、デンソーの生産拠点の一つです。山崎康彦氏
「大変革期の渦中にいる自動車業界において、これ迄の競争原理(ビジネスモデル)や蓄積してきた高度な技術が通用しない全く新しい戦いの中、「競争に打ち勝つ新たなものづくりへの挑戦」をつづけている。先の読めない不透明な市場に即時対応できるフレキシブルな生産体制や、AIを中心とした最新技術を先取りする技術開発、CNやCE等環境に適合した新たな取り組みなどを中心に、今後のモノづくりの方向性について現場での事例も交えながら紹介したい。」
当日ご講演いただきます山崎康彦 副社長から、このような今回のご講演のご趣旨をいただいております。ライン全景
思い起こせば、去る2020年8月、当時、新型コロナの世界的蔓延で身動きの出来ない状況でいた頃、本会も一時開催延期のやむなしの事態に陥りましたが、当時ご協賛のお約束をいただいていたデンソー様から、『新型コロナ感染症の終息時期が読めない。これまでの会の進め方では再開がおぼつかない。「現場、現物、本人との直接的出会い」、「業界と分野、企業規模の大小を超えた、技術開発と“ものづくり”に取り組んでいる方々のダイレクトな出会いと深い人間交流の創出」、これこそは新経営研究会が発足の目的とし、発足以来“命”としてきたことは十分理解、賛同するが、これをダイレクトミーティングに固執せず、オールオンライン方式も取り入れて行くことが許されれば、一時その目的追求のための重要手段の一部が損なわれるかも知れないが、会の精神・目的がそれで全て損なわれることにはならないのではないか。
そこで、この日のために十全に内部で検討を加え、新たに現場紹介のVIDEO映像を制作してご覧いただくお約束の上で、“オールオンライン”による会の開催実現を提案したいが、どうだろうか』
こうして、当時、デンソー様の心を尽くしたご協力とご努力の下、この会のために特別に制作された「新制作ビデオ映像」を基に、工夫とご努力を重ねた「バーチャルツアー」を実現させていただいたことがありました。この例会は、以後のこの種の集まりの手本ともなり、皆様から大きな感動と感謝のお言葉をいただいたものでした。 改めて、当時デンソー様いただきました身に余るご支援、ご協賛に、改めて衷心より厚く御礼申し上げるばかりです。
このときのデンソー様の責任者が、今回中心となっていただく代表取締役副社長(当時 経営役員) 山崎康彦氏であったのです。
皆様方の積極なご参加をお待ち申し上げてやみません。(新経営研究会 代表 松尾 隆)