7/18(金)【訪問見学先】三洋化成工業株式会社 桂研究所 (京都府・京都市) 【ご講演者】三洋化成工業株式会社 相談役・前代表取締役 社長 安藤 孝夫 氏『持続可能な社会の実現に挑む三洋化成』
【ご講演者】三洋化成工業株式会社 相談役・前代表取締役 社長 安藤 孝夫 氏
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2025年度 前期「異業種・独自企業研究会」の第5回 例会は、来たる7月18日(金)、三洋化成工業株式会社 桂研究所をお訪ねし、同社相談役・前代表取締役社長 安藤 孝夫氏を講師としてお囲みし、上記テーマの下、同社「桂研究所」を見学させていただきます。
足立正之 氏
三洋化成工業(株)様の創業は1907年。高級石鹸を製造・販売する合名会社多田石鹸油脂製造所を源流。1949年戦後日本の不況の中、東洋棉花(株)と東洋レーヨン(株)の合弁会社(資本金400万円、従業員数123名)として再スタートし、1963年に社名を三洋化成工業(株)に改名。以来、100年以上に亘り、京都に本社を置く機能化学品メーカーとして成長を重ね、今日、潤滑油添加 『アクルーブ』 や永久帯電防止剤 『ペレスタット』 などユニークな化学品で高いシェアを誇っています。また多様性を重視した経営を推進。「化学の力で化学の枠を越える」を旗印に、生活の質の向上、カーボンニュートラルな社会の実現に向け『シルクエラスチン』や『ペプチド』『匂いセンサー』などの新規事業を開発してきました。今回の見学先はその開発拠点の同社桂研究所。
1949年、戦後日本の不況の中、東洋棉花(株)と東洋レーヨン(株)の合弁会社(資本金400万円、従業員数123名)として再スタートし、1963年に社名を三洋化成工業(株)に改称しました
三洋化成グループは、2022年3月に経営方針 「WakuWaku Explosion 2030」を策定。創業以来の社是「企業を通じてよりよい社会を建設しよう」に基づき、誰もが輝ける持続可能な社会を作り上げるために「カーボンニュートラルへの貢献」「QOL(生活の質)の向上」「働きがいの向上」の3つの柱を掲げ、「ワクワクする会社」 へ向けて社員一人ひとりが価値の創造に取り組んできました」
一方で、2022年度はCOVID-19による中国のロックダウン、ウクライナ情勢による エネルギー価格の高騰、半導体不足による自動車減産、急激な円安など、グローバル に様々な環境変化があり、大きな影響を受けました。
桂研究所
経営方針で描いた在りたい姿を実現すべく、三洋化成グループの成長の道筋と具体策を明示した3カ年計画である新中期経営計画を策定し、グループ一丸となってサプライチェーン全体の価値向上に取り組むと共に、化学の力で化学の枠を越えたイノベーションを起こし、新たな価値創造を加速させていこうとするのが、今日の同社の目標です。
なお、三洋化成工業は今日、エビの完全陸上養殖に進出。わが国の食卓に並ぶエビは海上養殖を主とする東南アジアからの輸入が多く、最近、環境負荷懸念から国内生産に切り替える事業者が増えています。三洋化成工業(株)は現在、生物の免疫力を高める効果が期待できる自社の化学素材 「ペプチド」 の活用を模索。化学の強みを生かし、事業者向けの稚エビの出荷に力しています。
皆様方の積極なご参加をお待ち申し上げてやみません。(新経営研究会 代表 松尾 隆)
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当日のスケジュール
2025年7月18日(金)13:30〜18:00
- 13:30
- ご挨拶・会社紹介
- 13:40
- ご講演
- 15:10
- 現場見学
- 16:30
- 質疑応答
- 17:00
- ライトパーティー
- 18:00
- 終了 バス出発(桂川駅まで)
※多少スケジュールが変更になる場合があります。
参加申込締切
2025年7月1日(火)
事務局:田中
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訪問先
三洋化成工業株式会社 桂研究所
京都市西京区御陵大原1−40
集合場所
12:30 JR「桂川駅」
チャーターバス乗り場
後日バス停車場所をご案内いたします
- ご昼食をお済ませの上お越しください
- バス代として車内で3,000円申し受けます。お釣りのないようご用意いただけると助かります(領収書発行いたします)。
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