イノベーションフォーラム21

開発者本人が語る「明日の技術・製品開発と独自の企業価値創出研究会」

最近のプログラム

2013年2月5日(火)

千代田化工建設(株)  
顧問、元代表取締役社長 
関 誠夫氏

『わが社の経営再建、新グローバル化時代への対応』

  関 誠夫氏

 皆様のご参加をいただいております2012年度後期「イノベーションフォーラム21」の第4回は、千代田化工建設(株)顧問 前取締役会長 元代表取締役社長 関 誠夫氏をお囲みし、「わが社の経営再建、新グローバル化時代への対応」と題してご講演いただきます。

 ご案内の通り、同社は今でこそ世界トップレベルの技術で世界の天然ガス、LPG業界に貢献する総合エンジニアリング企業ですが、1991年のバブル崩壊後、1990年代の「新たなアジアの時代」に入ると、製油・化学プラント分野で技術的キャッチアップを成し遂げて来た韓国勢の参入を契機に競争激化の時代に突入し、同社のプロジェクト採算性は急速に悪化への一途を辿り始め、これまで一定の成果を上げつつあった新規事業分野でもカバーすることはできず、1996年、遂に営業利益ベースで同社は赤字に転落し、以後、同社は4年に亘ってリストラなど、「守りの経営」に終始することなりました。その経営再建を西尾前社長より引き継いだ関誠夫氏は、2007年、同社は見事に経営の再建がなったことを宣言しました。

 世界一暑かったバスラ地区でのイラン・イラク戦時下のプラント建設、大手食品メーカーや空調機器メーカーなど、主力の石油関連外事業への拡大でも大きな成果を上げていきました。

 オマーンに建設したLPGプラント施設

 「これまで私は人に恵まれ多くを学んだ。それらが活きた会社の経営再建を実現させた」と関氏は言う。今、氏は、「新しいグローバル化時代の担い手」づくりにその全力を打ち込んでいる。

 今回は、経営再建時、そして中近東でのプラント共同開発に打ち込んだ当時を振り返り、また、今日の国内外における多種多様なプロジェクトに参加する総合エンジニアリング会社の視点と経験から、今後への氏のご抱負、問題意識をご披瀝いただく所存です。

 つきましては、来る2月2日(土)必着でご都合をお知らせいただきたくお願い申し上げます。
 なお、今回は会場の都合で13時からのスタートとなりますこと何卒ご了承ください。
 万障お繰り合わせいただき、ご参会賜わりますれば幸甚に存じます。

日程・会場

【日時】 2013年2月5日(火)13 : 00-16 : 30
【会場】 東京理科大学 森戸記念館 2階 第1会議室
     東京都新宿区神楽坂 4 - 2 - 2
     Tel. 03(5225)1033
【テーマ】『わが社の経営再建、新グローバル化時代への対応』
【講師】 千代田化工建設(株)
     顧問 前代表取締役社長 
     関 誠夫氏
【コーディネーター】
     放送大学  名誉教授
     森谷正規 氏 

スケジュール

  • 13:00-14:00  ご講演(前段)
  • 14:00-14:30  ネットワーキング・ブレイクタイム
  • 14:30-15:30  ご講演(後段)
  • 15:30-16:30  Q&A
MEMO


会 場


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