2026年度前期プログラム
ZOOMでのオンラインご参加可能
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第1回
4/16(木)
尾中 敬氏
第1回
4/16(木)
『ジェームス・ウエッブ望遠鏡が開こうとしている世界、天文学の今後と新たな挑戦』
東京大学 大学院理学系研究科 天文学専攻 名誉教授 尾中 敬 氏

『ジェームス・ウエッブ望遠鏡が開こうとしている世界、天文学の今後と新たな挑戦』
東京大学 大学院理学系研究科 天文学専攻 名誉教授 尾中 敬 氏
詳細
James Webb 宇宙望遠鏡と科学者さえ息を呑んだ画像「創造の柱」
2021 年12 月に打ち上げられたジェームス・ウエッブ宇宙望遠鏡は口径6.5 メートルのこれまでで最大の宇宙望遠鏡である。われわれの目で見える光より波長の長い赤外線の観測を中心とした観測を行い、宇宙初期の天体の観測から、星生成領域、系外惑星の観測までの広い範囲の天文学の分野に革新的なデータをもたらしている。赤外線天文学の歴史から、ジェームス・ウエッブ宇宙望遠鏡につながる開発への道のりを概説し、最新の観測データを紹介する。これからの天文学が目指す課題について概説する。

James Webb 宇宙望遠鏡と科学者さえ息を呑んだ画像「創造の柱」
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第2回
5/19(火)
鈴木 貴子氏
第2回
5/19(火)
『空気をかえよう~ブランド価値経営と事業の再定義~』
エステー株式会社 会長 鈴木 貴子 氏

『空気をかえよう~ブランド価値経営と事業の再定義~』
エステー株式会社 会長 鈴木 貴子 氏

エステーの商品群 空気をかえよう!
日産自動車からルイ・ヴィトン・ジャパン(LVJ)グループを経て、2010 年1 月エステーに入社。「消臭力」などの消臭芳香剤、「ムシューダ」などの防虫剤、除湿剤などで知られる日用品メーカーである同社を、グローバルマーケティングの経験を活かして再建に導いた。ブランド価値経営を基盤に、「デザイン革命」によってブランドのプレミアム化を進め、価格競争から脱却。トータルエアビズ企業への方向転換を成功させた。本講演では、既存事業の収益向上と新領域開拓を実現した「両利きの経営」戦略とその成果を解説。新たな価値創造と事業の再定義を通じて、企業成長に欠かせないリーダーシップとイノベーションの要点を概説する。

エステーの商品群 空気をかえよう!
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第3回
6/8(月)
今村 龍氏
第3回
6/8(月)
『単極電場が切り開く食品鮮度と健康領域』
DENBA JAPAN株式会社 取締役副社長 今村 龍 氏

『単極電場が切り開く食品鮮度と健康領域』
DENBA JAPAN株式会社 取締役副社長 今村 龍 氏

上)食品鮮度を保つ
下)体操選手 岡慎之介氏の怪我を回復させたDENBA Health Mat
特許技術によって創出される「単極電場空間」は、水分子を微細に振動させることで、食品の鮮度保持や高品質な凍結・解凍、食用油の酸化抑制を可能にし、多くの現場で社会実装を進めている。これにより、食品ロス削減という世界的課題に具体的解決策を提示して来た。近年、この電場環境がヒトの血流や細胞レベルに働きかけ、健康維持に寄与する可能性が科学的に明らかになりつつある。本会では、技術普及への挑戦の歴史と最新の研究成果をご紹介すると共に、今後期待される応用分野- 食品からウェルネス、更にはライフサイエンス領域- までについて、紹介させて頂く。電場技術がもたらす持続可能な社会と新しい健康価値、その未来を共に考えたい。

上)食品鮮度を保つ
下)体操選手 岡慎之介氏の怪我を回復させたDENBA Health Mat
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第4回
7/15(水)
石川 毅彦氏
第4回
7/15(水)
『ISS搭載静電浮遊炉で挑む、新材料科学』
JAXA(宇宙航空研究開発機構)学際科学研究系 教授 石川 毅彦 氏

『ISS搭載静電浮遊炉で挑む、新材料科学』
JAXA(宇宙航空研究開発機構)学際科学研究系 教授 石川 毅彦 氏

上)物体が浮遊する様子
下)静電浮遊炉 JAXA
静電浮遊炉はクーロン力を利用して小さな試料を浮遊させ、そこに高出力レーザーを照射して溶融する装置です。容器が無いため、超高温や融点以下の過冷却など、従来の坩堝を用いた方法では到達できない温度域に試料を維持することが可能で、新たな材料プロセッシング法を提供します。ISS (国際宇宙ステーション) 内の微小重力環境では何でも「浮いている」ので、地上に比べて格段に容易に無容器実験が出来ると想定されました。講演では、浮遊法の原理やメリット、無容器プロセッシングの材料科学への貢献を紹介するとともに、ISS 搭載静電浮遊炉での苦労や成果についてご紹介します。

上)物体が浮遊する様子
下)静電浮遊炉 JAXA
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第5回
8/21(金)
福永 哲郎氏
第5回
8/21(金)
『科学技術立国日本のヴィジョン』
内閣審議官 科学技術・イノベーション推進事務局統括官 人工知能政策推進室長 福永 哲郎 氏

『科学技術立国日本のヴィジョン』
内閣審議官 科学技術・イノベーション推進事務局統括官 人工知能政策推進室長 福永 哲郎 氏

ラピダス 千歳 半導体開発拠点
鹿児島県鹿児島市生まれ。1991 年、東京大学 経済学部卒。通産省入省後、今日、内閣審議官、科学技術・イノベーション推進事務局統括官、人工知能政策推進室長の任にある福永哲郎は、AI、コンピューティング、量子など今後日本の科学技術・イノベーション推進の命運を握る立場にある方で、また重要鉱物、銅などの確保、新技術管理スキームの導入等で技術流出を阻んできた方。2025 年7 月から内閣府に出向して今日を迎える。内閣官房副長官補付内閣審議官グローバル・スタートアップ・キャンパス構想推進室次長兼務。

ラピダス 千歳 半導体開発拠点
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第6回
8/21(金)
高橋 宏知氏
第6回
8/21(金)
『生命知能と人工知能』
東京大学 大学院情報理工学系研究科 知能機械情報学 教授 博士(工学) 高橋 宏知 氏

『生命知能と人工知能』
東京大学 大学院情報理工学系研究科 知能機械情報学 教授 博士(工学) 高橋 宏知 氏

高橋宏知氏著
筆者は、エンジニア視点で脳と知能を研究してきました。私たちの脳に宿る知能を「生命知能」と呼ぶことにします。生命知能と人工知能を対比すると、人工知能は「自動化」、生命知能は「自律化」のためにあります。私たちの社会では、どちらの知能も生きていくうえで欠かせません。人間は、「意識」を有する点でも、人工知能とは決定的に異なります。意識とは、感覚器から得た情報に基づき、脳の中に創られる自分だけの世界です。ウィズ人工知能時代を楽しく幸せに生きていくために、自律性と意識が、今後ますます重要になるでしょう。

高橋宏知氏著/p>