4/24(金)【訪問見学先】パナソニックホールディングス株式会社 技術部門西門真新棟(大阪府門真市)【ご講演者】パナソニックホールディングス (株) MI 本部 本部長 松本 敏宏氏『パナソニックMI本部が目指すモノづくり革新』
【ご講演者】パナソニックホールディングス MI 本部 本部長 松本 敏宏氏
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2026年度前期異「業種・独自企業研究会」の第1回例会は、パナソニック ホールディングス(株)様が、2026年4月から本格稼働させる新たな同社研究開発の中核拠点、 大阪府門真市に設置した「Technology CUBE(テクノロジー・キューブ)」にて、そのお披露目を兼ねて開催され、同社MI本部 本部長 の松本敏宏氏にご講演をいただきます。
この「Technology CUBEは」は、「今後100年間、パナソニックの最先端ラボで在りつづける研究開発拠点」を目指し、「働く場、働き方そのものもR&Dとして、未来を創る現在進行形の実験場」を目指している、と伺っています。

松本敏宏氏
「パナソニックグループは、本社 事業会社其々に技術部門があり、これを横断する形で技術戦略を推進、DX、GX、生産技術といった技術を開発している。この体制があったからこそ、Technology CUBEという新たな拠点づくりが可能になった」。
「これまでは専門性を持つ研究開発、生産技術が、物理的にも時間的にも離れていたことで社会実装にも時間が掛かっていた。
AI、材料、デバイス、生産技術など、約1000人の技術者が集結し、研究開発、試作、量産化設計までを一気通貫で推進出来るようになり、開発のリードタイム短縮と、社会実装の確実性向上が両立できる」と、パナソニックホールディングス コーポレートR&D戦略室室長 吉川祐一氏は、Technology CUBE 開設の目的を説明しています。

パナソニックTechnology CUBE(テクノロジー・キューブ)
Technology CUBEは、京阪電車 西三荘駅前に位置し、地上8階建て、高さ54m。敷地面積 6万8268.11 m2、建築面積は6047 m2、延べ面積は4万2094 m2。1400人の収容が可能と伺っています。
パナソニックが本社部門による研究開発棟を新設したのは33年振り。研究・開発から試作、量産化設計までの技術者を集約した拠点は、パナソニックグループ史上初のことと伺っています。
企画初期段階から技術・生産部門が参画することで、開発リードタイムの短縮や社会実装の確実性向上を実現。
研究開発のスピードや実装力、領域を超えた協働力を高める体制を構築し、研究、開発、生産技術が一体化した「実装力のあるR&D」を目指したい、と仰っています。
AIや材料、デバイス、生産技術といった異なる専門性が交差することで、新たなテーマ創出と技術の深化、深掘りを加速。偶発的な出会いから新たなテーマが生まれる空間デザインを実現したい、と伺っています。

パナニックミュージアム
パナソニック ホールディングス技術部門では、2040年に向けた「技術未来ビジョン」を策定しており、Technology CUBEは、同ビジョンを実現するための研究開発拠点、とこのCUBEを位置づけています。
なお今回、同敷地内に併設されております「パナソニックミュージアム」に集合・見学をいただきます。
今回、この Technology CUBE に私共をお招きいただき、『パナソニックが目指すモノづくり革新』をテーマにご講演いただきます2026年度「異業種・独自企業研究会」のオープニング講師 パナソニック ホールディングス株式会社 MI(マニュファクチュアリング イノベーション)本部 本部長 松本敏宏氏から、この度、下記のお言葉をいただいています。
今回、ご講演と現場見学を通じて皆様に感じて頂きたい内容として………………………………………………
1. モノづくり革新とは
・パナソニックの「モノづくり革新」は効率化・自動化だけの話ではない。
・社会・事業・人の変化に耐え、変わり続けられるモノづくりへの進化
・「完成形を作ることではなく、進化し続ける仕組みを作ること」
2. 原点の思想:なぜ今も “モノづくり” なのか
・創業者 松下幸之助の言葉
・「自らの考案、労作がなくては真の成果は望めない」
・これは単なる精神論ではなく、競争力の源泉を内製・現場に置くという思想
・革新の起点:モノづくりを「コスト」ではなく、「価値創出の源」として捉える
3. MI本部が考えるモノづくり革新の3つの軸
① モノづくりプロセスそのものを“差別化領域”にする
・従来:良いモノを、安く、早く作る
・MI本部の革新:どう作るかが、競争力になる
・プロセス・設備・制御・データを含めたモノづくりシステム全体で価値を出す
② 分断された工程・組織・時間軸をつなぐ
・課題認識:研究/開発/生産/事業が分断されていると革新は起きない
MI本部の役割
・構想から量産・社会実装までを一本の線で考える
・短期の現場改善と中長期の技術仕込みを同時に扱う
・「縦割りを超える」こと自体がモノづくり革新
③ 人と技術が共進化するモノづくり
・革新の定義を拡張
・AI・DXは目的ではない
・人の判断力・構想力を拡張する道具
・MI本部の考え方
・勘と経験を否定しない
・ただし、再現できる形で次世代につなぐ
・モノづくり革新=人材革新
4. 具体事例(主に現場見学にて)
・次世代実装:高性能化競争ではなく、プロセス革新で選ばれる立場を目指す
・バイオモノづくり: 医学×工学×生産技術、分野融合型モノづくりの実験場
・循環型社会(CE):環境対応を制約条件ではなく、新しい設計前提に変える
5. 新棟(テクノロジー キューブ)の意味づけ
・単なる新拠点ではない
・研究・開発・生産技術が物理的にも心理的にも近い
・試す → 失敗する → 学ぶ、このサイクルを最短で回す
・「この先100年、ずっと最先端のラボ」=技術が変わっても陳腐化しない“考え方の器”
このデジタル化,AI化の世界的競争激化の今日、日本は如何にして日本独自の特色と強みを生かした、日本ならではの “ものづくり”、そして製造業の道を開いていけるか !? 求め合っていきたいと願っています。
皆様方の積極なご参加をお待ち申し上げてやみません。(新経営研究会 代表 松尾 隆)
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当日のスケジュール
2026年4月24日(金)12:45〜18:00
- 12:45
- パナソニックミュージアム
- 13:00
- ご挨拶
- 13:10
- パナソニックミュージアム見学
- 14:00
- 講演
- 15:00
- 質疑応答
- 15:30
- 休憩
- 15:40
- 見学
- 17:00
- ライトパーティー
- 18:00
- 終了 現地解散
参加申込締切
2026年4月7日(火)
事務局:田中
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訪問先
パナソニックホールディングス株式会社 Technology CUBE
大阪府門真市大字門真1006番地
集合時間・場所
12:45 パナソニックミュージアム 1階
➡アクセス・集合場所 京阪電鉄「西三荘」駅より徒歩2分ご昼食場所について
ご昼食をお済ませの上直接お越しください
「西三荘」駅にはご昼食場所があまりございませんので下記をご参照ください。
▸JR新大阪駅 ▸京阪電車「淀屋橋駅」 ▸京阪電車/JR「京橋駅」 ▸京阪電車 守口市駅(駅直結:京阪百貨店)西三荘駅隣 ▸伊丹空港
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