時代を先導する挑戦と現場に触れる
2019年6月7日(金)
【訪問見学先】(株)ナガセインテグレックス・本社工場 【ご 講 演】(株)ナガセインテグレックス 代表取締役社長 長瀬幸泰氏 前技術最高顧問・元専務取締役 山口政男氏 |
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μmを超える加工技術を匠の技と最先端のテクノロジーで支える『極限の加工精度に挑むナガセインテグレックスの挑戦』皆様のご参加をいただいております弊会の主軸事業「異業種・独自企業研究会」の今期第3回例会が、來る6月7日(金)開催されます。 今回は、ナノメータの面粗さ、サブミクロンの形状精度を実現、前人未踏の超精密門型油制圧研削盤など、世界最高精度を追求する世界最高峰の工作機械メーカーの一社・(株)ナガセインテグレックスの開発・生産現場を見学、長瀬幸泰 社長様、前技術最高顧問・元専務取締役 山口政男様より「μmを超える加工技術を匠の技と最先端のテクノロジーで支える/極限の加工精度に挑むナガセインテグレックスの挑戦」と題してご講演いただきます。 時代は AI や IoT などデジタル化の真っ只中にあり、その技術の深化、発展は当然今日の最重要課題の一つでありますが、同時にわれわれは今、「ものづくりの原点」、「ものづくりの本来あるべき姿」、「ものづくりの本質と理念」、「今日、最高といわれるものづくりの実体」をしっかり確認しておくことが必要であろう、と考えます。 同社は幾多の試練の末、測定出来ないと加工精度は判らず、加工精度とは測定器精度と気づき、しかも、高い研削精度は後工程の「きさげ」等、職人技を削減して経済効果に直結。しかし、最新鋭の測定装置は当然市場に無く、自社開発。これが又独自の強みに繋がっていきます。 そして、同社は今後量産企業として生きるか、独自技術に拘り、単品企業 として生きるか悩み、中小企業が生き抜くには他社で出来ない、しかも世界に通用する「ものつくり」を目指すしかないと覚悟。「ものづくり」は「器=機械設備」に見合ったモノしか創れない事実を見、最高の「ものづくりの器」となれるものの創出こそ同社究極の目的、としたのだと伺いました。 今回は、従来技術を超える加工精度、例えば超精密±0.1μm保証加工:形状精度で全て0.1μm以内、門型研削盤で職人で出し切れない超加工精度、超鏡面加工を高精度フイルム金型製造加工等をご紹介願い、その背後にある思想とその実現への夢と苦闘をご披瀝いただきます。 因みに現在、同社ではメータサイズでもサブミクロンの形状精度を持ち、国立天文台すばる望遠鏡用シュミット補正板における超鏡面研削加工で0.2μm形状精度での自由曲面創成、研削のみで自由曲面をナノオーダー鏡面仕上げをし、30m級天体望遠鏡の分割鏡加工で、磨きユニット搭載で形状精度0.15μm以下を達成するなど、前代未聞の成果を生んでいます。 勿論、ここでは一切、デジタル技術は使用されておりません。しかも、世界唯一の加工精度です。 万障お繰り合わせいただき、ご参会下さいますよう、関係者一同、祈念いたしております。 |
日程・概要【日 時】2019年6月7日(金)13:00-18:15【訪問先】(株)ナガセインテグレックス 本社工場 岐阜県関市武芸川町跡部 1333-1 【集 合】11:50 岐阜駅 北口 じゅうろくプラザ前 ※バスは12:00に出発します 【テーマ】μmを超える加工技術を匠の技と 最先端のテクノロジーで支える 「極限の加工精度に挑むナガセインテグレックスの挑戦」 【ご講演】 (株)ナガセインテグレックス 代表取締役社長 長瀬幸泰氏 元専務取締役 工場長 山口政男氏 【チェアマン】 国立科学博物館 産業技術史資料情報センター長 鈴木一義氏 【連絡先】 新経営研究会 電話:03-3265-4341 |
スケジュール
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