時代を先導する挑戦と現場に触れる
2019年5月30日(木)
《訪問見学先》(株)巴川製紙所/静岡事業所 《ご挨拶》(株)巴川製紙所 代表取締役社長 井上善雄氏 《ご講演》同社 取締役 常務執行役員 CTO 井上雄介氏 |
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製紙技術をコアに世界初の電子材料を生み出し続ける、異色の独創企業の秘密を探る
巴川製紙所と技術開発の取り組みこの度、皆様のご参加をいただきました弊会の発足(1982)以来の主軸事業「異業種・独自企業研究会」の今期例会は、早いもので、来たる5月30日(木)、第2回目を迎えます。 第2回例会は、1914年の創業で今年創業105年、「鑽孔紙(※電気通信用にパンチングで0・1の信号を記録する紙テープ用 紙)」と「電気絶縁紙」の国産化ニーズに応えるため、産業用特殊紙のパイオニアとして出発し、感熱記録紙、磁気乗車券などの 「記録紙」から絶縁技術を活かし、業界スタンダードとなったリードフレームの固定用テープなど「電子材料」、「クリーンコーティング技術によるディスプレイ用光学フィルム」を経て、今日、創業以来培ってきた「抄紙、塗工、粉体、粘・接着」の4基本技術と、その根幹にある電気物性の評価技術を活かし、時代の最先端分野の高機能性材料を手掛ける(同社ホームページ/社長挨拶より抜粋・要約)、巴川製紙所様をお訪ねさせていただきます。 創業以来105年の歴史を持ち、今日、製紙会社の枠を超えた「時代の最先端を行く高機能性材料メーカーとしての巴川製紙所」に至る歩みは、もともとそのスタートの時点から時代の先端を歩むことを志し、105年もの間、その志を貫き、むしろその中核となる思想、技術を確固としたものとして強化、発展させながら今日に至った歴史は、今私たちが求められているイノベーションの在り方に極めて大きな示唆を持つものと考えています。 加えて、同社は今日、世界シェア9割以上の先端製品を持つ、異色の独創企業です。 なお、今回のチェアマンは前回同様、(独)国立科学博物館 産業技術史資料情報センター長、「経産省・ものづくり政策懇談会 委員」、「経産省・国交省・厚労省・文科省連携:ものづくり日本大賞」選考委員、「経産省 ロボット大賞」選考委員、「世界文化遺産特別委員会」委員、古代から江戸時代を含め、日本の科学・技術史研究で氏の右に出る方は少ないと言われる鈴木一義氏(弊会フェロー)に務めていただきます。 今回も前回同様、素晴らしい感動の交流を生む集まりになると確信しています。 貴台または御社からの積極的なご参加を賜りますよう、幾重にもお願い申し上げます。 |
日程・概要【日 時】2019年5月30日(木)13:00-19:00【訪問先】(株)巴川製紙所・静岡事業所 静岡県静岡市駿河区用宗巴町3-1 【集 合】 12:20 静岡駅 新幹線 改札を出たところ(南口) ※送迎バスへご案内します 【テーマ】 「巴川製紙所と技術開発の取り組み」 【ご挨拶】 (株)巴川製紙所代表取締役社長 井上善雄氏 【ご講演】 同社 取締役 常務執行役員 CTO 井上雄介氏 【チェアマン】 国立科学博物館 産業技術史資料情報センター長 鈴木一義氏 【連絡先】 新経営研究会 電話:03-3265-4341 |
スケジュール
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