開発者本人が語る「明日の技術・製品開発と独自の企業価値創出研究会」
最近のプログラム
2008 プログラム
2008年4月15日 | (独)宇宙航空研究開発機構 教授 宇宙教育センター長 的川泰宣氏 | ||
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小惑星探索衛星「はやぶさ」 |
『スペース サイエンスにおける日本の独自技術と挑戦的試み、日本の可能性』 日本初の人工衛星「おおすみ」から数々の探査機、大型ロケットの開発に中心的役割を果たして来た。「はやぶさ」は画期的イオンエンジン、自律性、サンプルリターン技術の開発など、世界初の挑戦的試みを持つ日本独自の科学探査衛星。日本の宇宙航空開発の将来とその技術の波及を探る。 |
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2008年4月22日 | 味の素(株)ライフサイエンス研究所 上席理事 鳥居邦夫氏 | ||
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『最先端の脳神経科学科から食を解き明かす』-味の素ルネッサンス プロジェクト- 来年創業100周年。次の100年への挑戦はライフサイエンスを基盤とするライフケアカンパニーへの変身。グルタミン酸の新しい生理活性機能を発見し、そこから新たな世界的事業を創出しようとするもの。氏はその挑戦を担う中核的研究者で、食をコアとする世界的ブレーンサイエンティスト。 |
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2008年5月27日 | 老松 代表取締役社長 太田 達氏 | ||
京菓子 銘「花菖蒲」、 会場 京都「老松」 |
『京菓子(有職菓子)と茶道、日本文化』 氏は京菓子の伝統を守り、新しい京菓子にも挑戦し続ける老舗 老松の5代目当主。京菓子は優美典雅、各々に銘を持ち、四季の微妙な移ろいをここまで詩情豊かに表わす菓子は世界にない。裏千家茶道上級講師。グローバル化とハイテクの時代、日本人のアイデンティティの一端に触れる。 |
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2008年6月13日 | 早稲田大学 理工学術院 教授 高西淳夫氏 | ||
二足歩行ロボット「WABIAN-2R」 |
『日本のロボット研究、その未来の可能性』 早稲田大学は故加藤一郎教授らによって始まったわが国ヒューマノイド研究の中核的拠点。氏は現在、人間のメカニズムの工学的解明と人間型ロボットの開発を主眼に「心身統合メカニズム研究」を進めている、その中心的後継者。'97年、同大で世界初「全身協調動的制御」ロボットを発表。 |
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2008年7月28日 | 日本ゼオン(株) 代表取締役専務 夏梅伊男氏 | ||
光学用高機能透明プラスチック製 製品 |
『画期的光学用高機能樹脂 ZEONEXの開発、そのブレークスルーへの軌跡』 本例は、優れた光学特性で今やカメラ付携帯電話レンズの世界シェア90%以上、又、カメラ用、レーザービームプリンター用レンズ、液晶ディスプレー用フィルムなどに使われている画期的光学用透明高機能樹脂の開発事例。ここには輝くような夢と示唆溢れる開発マネジメントがあった。 |
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2008年8月21日 | キヤノン(株) 取締役 生産技術本部長 本田晴久氏 | ||
キヤノン主力製品の一部 |
『キヤノンのものづくり戦略』 創業70年。“共生”の理念の下、グローバル規模でカメラ、複写機、プリンター、半導体製造装置、液晶露光装置、医療機器などを手掛ける代表的高開発型企業。生産革新、開発革新、製品競争力の強化推進は余りに有名。材料開発・キーコンポーネントの内製化が同社競争力最大の強みとなっている。 |
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2008年9月29日 | 東京大学 特別栄誉教授 (財)神奈川科学技術アカデミー理事長 藤嶋 昭氏 | ||
光触媒概念図 |
『 研究には感動、雰囲気 ... + α 』 今、ノーベル賞に一番近い日本人の一人といわれる光触媒の 発見者。光触媒は強い酸化作用と超親水作用を持ち、殺菌や 脱臭、有害物質の分解など、環境技術として広く急速に活用され始めている。その藤嶋先生を身近にお囲みして、研究の醍醐味、創造など、藤嶋先生ならではのお話を伺う。 | ||
2008年10月9日 | 三菱航空機(株) 取締役社長 戸田信雄氏 | ||
三菱リージョナル・ジェット「MRJ」 |
『 わが国航空機産業の悲願、国産旅客機事業の創出に挑む 』 三菱重工は'08年3月、三菱リージョナル・ジェットMRJ(70~90席 環境適応型最新鋭小型ジェット旅客機)の事業化決定。4月、新会社「三菱航空機」を設立し、国際分業体制で2011年の初飛行を目指す。戸田氏は初代社長。日本企業がジェット旅客機の全組立・販売事業へ進出するのは初めて。 |
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2008年11月13日 | (株)ニコン 執行役員 映像カンパニー副プレジデント 後藤哲朗氏 | ||
左上「D3」、右下「D300」 |
『 ニコン デジタル一眼レフカメラ D3、D300、D700開発小史 』 ニコンの快進撃が目覚ましい。デジタル一眼レフカメラ市場で再び首位を奪回。フルサイズデジタル一眼レフカメラD3でカメラグランプリ2008大賞受賞。今又、D700が大きな話題を呼んでいる。その開発陣を率いて来たのが氏。その開発への思いとコンセプト、開発技術の経緯をご披瀝戴く。 |
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2008年12月12日 | (財)日本美術刀剣保存協会 たたら村下(むらげ) 木原 明氏 | ||
たたら操業のクライマックス「釜崩し」 |
『 たたら製鉄の技と精神 -誠実が美鋼を生む- 』 ‘たたら'は、現在出雲で唯一行われている日本古来の製鉄法。日本刀の素材玉鋼を造る。深さ3mに及ぶ精巧緻密な地 下構造を持つ。原料に砂鉄と木炭を用いる。このたたら操業の総責任者が村下(むらげ)。今日に受け継がれる古代製鉄法には未だ科学で解明されない汲めども尽きぬ示唆がある。 |
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2009年1月27日 | コマツ 取締役 専務執行役員 産機事業統括本部長 鈴木康夫氏 | ||
自動車ボデイパネル成形用大型プレス |
『 コマツの原点 撤退目前だった産機事業復活の道程 』 一般に余り知られていないがコマツの事業の原点はプレスなど産業機械。それが一時は撤退寸前まで追い込まれた。その原因を徹底究明し、若返り人事で見事V字回復させ、建機と並ぶ同社事業の2本柱に育て上げた。その中心となったのが鈴木氏。事業経営の本質に迫れる格好の事例。 |
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2009年2月18日 | 松下電器産業(株) 生産革新本部 実装技術研究所 参事 末次憲一郎氏 | ||
基盤上に印刷された鉛フリーマーク |
日本製造業のグローバル展開のエポックとなった 『5000年の歴史への挑戦、鉛フリーはんだの開発と世界展開』 米国IPC特別賞受賞時に「ライト兄弟の発明に匹敵する偉業」と讃えられた。'98年、当時絶対無理と言われた100%鉛フリーハンダの実用化をMDで達成、世界の先行指標となった。'06年から始った欧州の鉛ハンダの全面使用禁止に日本企業を間に合わせるトリガーとなった画期的開発事例。 |