産業と分野、国と文化を横断する相互研鑽・交友範囲の拡大を願って

代表 松尾 隆

 弊会は、別紙に詳しくご紹介させていただいております通り、去る1982年、同志が相語らい、わが国企業の経営幹部、また“技術・製品開発”と“ものづくり”の第一線で指導的立場に立つ方々が、産業と分野を横断的して交流・相互啓発し合い、明日の指針を求め合う機会と場の必要を痛感して発足させた同志会です。お陰様で、弊会は、今年、発足35年目を迎えさせていただくことが出来きました。これも偏に皆様の厚いご支援の賜で、関係者一同、唯々、深甚の感謝の念を表するばかりです。

 企業の命とは、企業規模の大小、ビジネスの如何を問わず、それは企業が持つ夢と精神、この企業をこうあらしめたいと願うトップの強烈な欲求、その実現への確固たる意思と覚悟である、と確信しています。

 従って、本来、技術・製品・事業・企業文化というものは、この初めにある企業の夢と精神、そしてそこに携わる人々の志の共有から生まれる更なる夢と精神の結晶に他ならない。これを実現に向かわせるのは経営トップと経営に携わる幹部の覚悟と決意、信頼、今開こうとしている次代への揺るぎない確信、そして誠意だと私たちは考えます。

 私たちは今、世界の産業構造と世界経済地図の歴史的変化、科学・技術本流の一大転機に直面し、環境、エネルギー、人間性と文化など、21世紀の新たな根本的問題に直面しています。

 しかも、最近の変化のスピードは極めて早く、これに対応出来ないと経営が一気に危うくなる恐れがあります。グローバル化についても益々対応困難を予測される事態が起っており、経営の基本理念、そして経営陣の判断と決断が、経営を決定的に左右する時代となってきました。

 そして、今、私たちに何よりも求められているのは、「日本ならではの “技術力” と “ものづくり力”、“日本文化の特徴”を如何にこのグローバル化時代に発揚、輝かせ、グローバルリーダーシップとグローバル競争力に結びつけていけるか、そのためへの新たな発想と実現への戦略」 である、と考えます。

 この未曾有の時代環境激変の今日、私たちは産業と分野、国と文化を横断して今日の各々のビジョンと挑戦的試みを交流し、感動的出会いの機会を開きたい。その感動的出会いが既成の通念を打ち破って新しい世界に目を開かせ、明日の指針を開く機会となり、希望と勇気を拓き、交友範囲の拡大、ひいては人間形成への掛け替えのない機会となる、と確信する次第です。

 皆様方のご支援を賜わりますよう、幾重にもお願い申し上げる次第です。

新経営研究会 代 表  松尾 隆

 

 

ページトップ