時代を先導する挑戦と現場に触れる

2014年6月27日(金)

【訪問見学先】 北九州市スマートコミュニティセンター(北九州市)

『 北九州市のスマートコミュニティ構想、新成長戦略』


     北橋健治市長

 皆様方のご参加をいただいております 「異業種・独自企業研究会」 2014年度前期例会の第2回は、来る6月27日(金)、北九州市におけるスマートコミュニティ実現への挑戦の現場を見学させて頂き、北橋北九州市長と同環境局長松岡俊和様より、「北九州市における”スマートコミュニティ”構想」と題してご講演頂きます。

      

  この北九州市におけるスマートコミュニティプロジェクトは、天然ガスを利用したコジェネ基幹電力を柱とする画期的電力供給システム、生活圏と産業圏でシェアし合うコジェネ発電所のエネルギー利用、水素供給システム・太陽光発電・EV急速充電施設など総合エネルギーステーションの整備、水素タウンプロジェクトと水素住宅、並びに町の平均使用電力の1割を太陽光・風力発電の出力でまかなうプロジェクトの推進、スマートメーター・燃料電池・コミュニティー蓄電池・CEMS(地域節電所)とIT、イオンSC活用によるスマートシティと循環型エコ社会への実現努力、また身近な例では太陽光発電と樹木を利用した環境共生ビルとマンションなどを建設し、北九州市におけるスマートコミュニティプロジェクトは、今、海外への輸出においても大きな成果を出し始めています。

 スマートコミュニティの拡大は、今後のモノづくりの変革に繋がり、今後の世界の人々の生き方をも変えていく、新たな基本的理念と最先端の科学・技術に支えられている試みで、それは同時に日本の未来を拓く、21世紀の大きな挑戦と言えます。  北九州市の新成長戦略の内容は、「新たな技術と豊かな生活をつくり出すアジアの先端産業都市」構想とも言えるものです。

 そして、20ある日本の政令指定都市の中で、ここまで取り組んでいる所はありません。

 この北九州市における未来への挑戦は日本の新成長戦略、日本のモノづくり再生、新しいモノづくりシステムの構築などにもつながる、日本型スマートグリッドの構築と海外展開を実現するための取り組みで、これからの日本にとってぜひ成功させたいプロジェクトです。こういう動きに、日本はもっと力を入れていかねばならない、と考えます。

 北九州市は、日本近代産業発祥の地としても知られ、1901年(明治34年)、日本で最初に火が入った東田第一高炉跡が、日本近代化の象徴として今も残され、今また、その日本の近代化の基を開いた北九州市から、日本の新たな成長戦略が動き出そうとしています。

 皆様方の積極的なご参加を賜りますれば幸甚に存じます。


日程・概要

【日 時】2014年6月27日(金)13 : 00-18 : 00
【訪問先】北九州市スマートコミュニティセンター
      北九州市若松区響灘地区 矢幡東田地区 
【集 合】 12:00 北九州空港       12:40 JR「小倉駅」
     ※詳細は事務局へお問い合わせください
【テーマ】「北九州市における”スマートコミュニティ”構想」
【ご講演】北九州市市長 北橋健治氏
      環境局長 松岡俊和氏 
【連絡先】新経営研究会 電話:03-3265-4341 
      

スケジュール

  • 13:00 ご挨拶
  • 13:10 地域エネルギー政策説明 
             (エコタウンセンター・若松区)
  •      エネルギー関係施設視察
             (若松区 響灘地区・電気バス試乗)
            ※風力発電、市民太陽光など 
  •      スマートコミニュティ説明 於:地域節電所
  •      水素エネルギーと水素ステーションの説明
             (八幡東区 東田地区)
  •      ご講演
  •      ネットワーキング・ライトパーティー
             (於:北九州国際会議場)
  • 19:00 バスで「小倉駅」→「北九州空港」へお送りします

 

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