時代を先導する企業の挑戦と現場に触れる

訪問見学先

2019 訪問見学先

【訪問見学先】 サントリーウエルネス(株) 健康科学研究所(京都府/相楽郡)

4月18日(木)

seihin
健康科学研究所
同社サプリメント

 サントリーのフロンティア製品の開発と事業化に学ぶ

『サントリーのサプリ・花卉事業の開発と事業化の経緯 』

【講師】サントリー食品インターナショナル(株) 取締役 副社長 辻村 英雄

Tsuijimura_Hideo

同社のサプリは今年1千億円突破の見通し。第一号「セサミン」が出たのは1993年。開発に着手して13年になる。青バラで知られる花事業が始ったのは’89年。この中心にいたのが辻村氏。創業者鳥井信治郎氏以来、同社の新製品・新事業開発で数字による採算計画を求められることはなかった。ワイン、ウイスキー、46年目で黒字化したビールの歴史は現代にも生きている。今日の開発と事業化が学ぶべき核心がある。

詳 細

【訪問見学先】 (株)巴川製紙所 静岡事業所(静岡県/静岡市)

5月30日(木) 

巴川製紙所 静岡事業所
特殊抄紙技術でシート化
した独創的金属繊維

 製紙技術をコアに世界初の電子材料を生み出し続ける、
 異色の独創企業の秘密を探る

『巴川製紙所と技術開発の取り組』

【講師】(株)巴川製紙所 代表取締役社長 井上 善雄
【講師】(株)巴川製紙所 取締役 常務執行役員 CTO 井上 雄介

inoue_yusuke

inoue_yoshio

同社は、加速するIoT化の中、電子部品や機器の小型・軽量化・ハイパワー化に伴う高電圧・大電流・高周波化等による障害対応で今後電気・電子機器に生じる設計・構造変革を視野に、独自の電気工学的知見と製紙技術を基に、金属の導電性・放熱性と紙のフレキシビリティ・軽量性等を新コンセプトに金属繊維シート等を開発。世界シェア8割以上の先端製品を幾つも持つ、現代最先端を行く創業100年の異色企業。

詳 細

【訪問見学先】 (株)ナガセインテグレックス 本社工場(岐阜県/関市)

6月7日(金)

yasukawadenki_factory
世界で最高評価を得る
同社超精密成形研削盤

 1nmを超える加工分解能を持つ
 世界最高峰の工作機械メーカーに学ぶ、現代への示唆

『極限の加工精度に挑むナガセインテグレックスの挑戦』

【講師】(株)ナガセインテグレックス 元専務取締役 工場長 山口 政男
【講師】(株)ナガセインテグレックス 代表取締役社長 長瀬 幸泰

nagase_president

yamaguchi_masao

0.001μm(1nm)の加工分解能を持つ工作機械を開発・生産する世界最高加工精度を誇る工作機械メーカー。ハワイ観測所すばる望遠鏡主鏡を生み出した。このレンズは磨く程に精度が落ちると言われる、極限の超精密研削加工で仕上げられている。世界が尊敬する日本のものづくりの象徴とも言える存在。ここからわれわれは何を学ぶか。

詳 細

【訪問見学先】 大昭和精機(株) 淡路工場(兵庫県/洲本市)

7月10日(水)

daisyouwaseiki
ツーリングの世界を
切り開いた
世界最高評価の製品群

 世界最高振れ精度(口元1μm以下、4D先端3μm以下)、
 世界最高レベルの機械加工を支える

『大昭和精機の経営・ものづくり理念、
      今日に至る道程と今後のビジョン』

【講師】大昭和精機(株) 代表取締役会長 北口 良一

北口 良一博

「ツーリング」と呼ばれる「工作機械保持工具」メーカーとして世界に知られる。一代で 「BIG ブランド」 を築き上げた北口会長の “ものづくり” への卓越した“識見”と“こだわり”、“経営手腕”への世界評価は高い。それ程重視されていなかった「工具刃先とツーリングの一体化」を重視。刃先の心高や振れなど、“ものづくりの急所”を現場の目で見抜き、革新していく現場力は、この AIとIoTの時代、余りに学ぶべき示唆が多い。

詳 細

【訪問見学先】 味の素(株) バイオ・ファイン研究所 (神奈川/県川崎市)

 8月20日(火)

バイオ・ファイン研究所
CIC(クライアント・
イノベーション・センター
オープン&リンク
イノベーションの推進拠点

『先端バイオ・ファイン技術の進化による
 ASV(Ajinomoto Group Shared Value)の創造』

【講師】味の素(株)専務執行役員 研究開発企画部長児島宏之

kojima_hiroyuki.jpg

味の素は、創業以来100年余に亘るアミノ酸研究に基づく「先端バイオ・ファイン技術」に立脚した食とアミノ酸のリーディングカンパニー。アミノ酸から始まった数多くの事業、サービスの開発とそれを支える製法技術開発の発展が繰り広げられて来た。食品事業、ライフサポート事業、ヘルスケア事業と広がった事業像と将来展望をご紹介いただく。

詳 細

【訪問見学先】 NTT(株) 武蔵野研究開発センタ (東京都/武蔵野市)

9月5日(木)

NTT武蔵野研究開発センタ
武蔵野研究開発センタ

『DX(デジタルトランスフォーメーション)時代における
         情報システム生産技術への挑戦 』

【講師】(株)エヌ・ティ・ティ・データ
    取締役 常務執行役員 技術革新統括本部長 技術戦略担当 木谷 強

kitani_tsuyoshi

AI、IoT、量子コンピューティングなど、今日の急激な技術革新はITサービス産業にも大きな変革をもたらしている。本講演では、デジタルトランスフォーメーション時代におけるNTTデータの情報システム生産技術について、マーケット動向を踏まえた技術戦略をご紹介願い、NTT武蔵野研究開発センタの見学と合わせ、世界をリードする基礎研究、NTTグループの技術を支える研究開発状況に触れさせていただく。

詳 細

 

【訪問見学先】三菱日立パワーシステムズ(株) 高砂工場(兵庫県・高砂市)

9月20日(金)

seihin
MHPSガスタービン
提供:MHPS

『GEから世界シェアTOPの座を奪取したMHPSの技術開発、日本のものづくり精神 』

【講師】三菱日立パワーシステムズ(株)執行役員ターボマシナリー本部副本部長正田淳一郎

shoda_jyunichiro

同社は三菱重工・日立製作所 火力発電事業の統合企業。原子力が危惧される今、ガスタービンが現在の発電の主力。GE、シーメンス、MHPSがビッグ3。MHPSの JAC型ガスタービンは世界最高熱効率、運転時間累計25万時間を達成。昨年、GEから世界シェアトップの座を奪取。技術力に加え、「日本のものづくり理念」の結果。百年に一度と言われる大変革の今、極めて教訓溢れる事例。今年2月、優秀省エネ機器経産大臣賞受賞。

詳 細

【訪問見学先】 トヨタ自動車(株)(愛知県・豊田市)

10月17日(木) 

元町工場
元町工場
乗用車組み立てライン

『自動運転に向けたトヨタ自動車の取り組み』

【講師】トヨタ自動車(株)先進技術開発カンパニー フェロー 葛巻 清吾

kuzumaki_seigo

自動車産業は100年に一度という大変革の時代を迎え、内閣府推進の戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)の一つ「自動走行システム」も「自動運転」とテーマを変え、2023年までの世界に先駆けた事業化の実現に挑んでいる。葛巻氏はその研究開発責任者。近年、①周辺認識センサ性能、②大量データ処理能力、③AI中心のソフトウェア技術などの進歩により、運転知能化が飛躍的に進歩。元町工場は「クラウン」、「マークX」、燃料電池車 「ミライ」 を生産するトヨタの主力工場。

詳 細

【訪問見学先】 パナソニック(株)アプライアンス社 草津工場(滋賀県・草津市)

11月5日(火)

パナソニックアプライアンス
パナソニック
アプライアンス社

『パナソニック草津工場における
   人・モノづくり × Iot中心の生産革新 』

【講師】パナソニック(株) マニュファクチャリングイノベーション本部長 小原 英夫
【講師】パナソニック(株) アプライアンス社 草津工場長 高田 泰治

takada_taiji

obara_hideo

パナソニックは家庭用燃料電池の製造工程で高品質・高効率を目指した工場IoT導入に取り組み、工場の製造管理指標などあらゆるプロセスをつなぎ、IoTを基軸に人・モノづくりをはじめ製品・工程設計力の向上、職人技の汎用化、バラツキのない尖ったモノづくり等をテーマに、日本製造業の特徴「人が活きるIoTによる生産革新」を推進している。

詳 細

【訪問見学先】 (株)東京精密 八王子工場(東京都・八王子市)

12月18日(水)

三次元測定機 微細加工
三次元測定機 微細加工

『最先端の精密測定技術と精密加工技術への挑戦』

【講師】(株)東京精密 代表取締役社長 CEO 吉田 均

吉田 均

精密計測機器と半導体製造装置で国内・世界トップシェアを持つ装置メーカー。切削工具の町工場から出発。“ものづくり”における計測の重要性に気づき、「測れないものは作れない」の思想を生み、これが今日を築く基となった。また日本初のスライシングマシン等、独自の技術開発で半導体製造装置メーカーとしても躍進。「世界最高精度」「世界初」「世界シェアNo.1」にこだわる。真円度・円筒形状測定機は国内トップ。また半導体製造用プローバーは世界トップシェアを持つ。

詳 細

【訪問見学先】 JAXA 宇宙科学研究所 相模原市キャンパス (神奈川県・相模原市)

1月15日(水)

小惑星リュウグウ間近の”はやぶさ2"(イメージ)
小惑星リュウグウ間近の
”はやぶさ2"(イメージ)

『はやぶさ2:太陽系の誕生と生命起源の秘密に迫る』

【講師】JAXA 宇宙科学研究所 准教授
惑星探査機「はやぶさ2」プロジェクトマネジャー  津田雄一

tsuda_kazuyuki

2014年12月に打ち上げられた「はやぶさ2」は、’18年6月小惑星「リュウグウ」に飛行誤差±10Km以下の精度で到着。’19年7月、60cmの位置精度で2回のタッチダウンに成功した。世界初の複数地点、世界初の地下物質採取に成功。’20年末帰還予定。克服すべき課題は山程 あった。現在、地球とは太陽を挟んで約3億Kmの位置。太陽系の誕生と生命の起源の探求が「はやぶさ2」のミッション。“初代はやぶさ”に 携り、’15年、39歳で「はやぶさ2」総責任者。「100点満点で1000点。 事前準備を含めパーフェクト」と氏は言う。今年はアポロ月面着陸50周年。

詳 細

 

【訪問見学先】 DIC(株)総合研究所、DIC川村記念美術館 (千葉県・佐倉市)

 3月11日(水)

※日程変更となりました DIC 総合研究所
DIC 総合研究所

『DIC の未来戦略と独自路線の追求』

【講師】DIC㈱ 執行役員 R&D統括本部長 総合研究所長 有賀利郎

ariga_toshiro

今年、創業111年。現在でも創業事業の印刷インキは総売上の50%。機能有機顔料、PPSコンパウンド、パッケージ関連材料で世界シェアトップ。2008年、大日本インキ化学工業から社名変更。2017年、創業以来最高益達成。液晶材料、工業用粘着テープ、エポキシ樹脂、フッ素化学品、インクジェットインキ、特殊磁気テープ、中空糸膜モジュールなど、幅広く事業展開。凄まじい勢いで変化する今日の環境変化を「ニューノーマルの出現」と同社は捉え、素材産業としての今後を探っている。日本で逸早く海外進出したのも同社。DICカラーガイドはデザイン、グラフィック、ファッション業界で幅広く利用されている。

詳 細

ページトップ