明日の技術・製品・事業開発と独自の企業価値と創出を考える会


2017年後期スケジュール

12月19日(火)
『金属3DプリンターとSOLIZEの今日の挑戦』
SOLIZE(株)取締役会長  古河建規
furukawa.tatenori
    pepper
    金属3Dプリンター

SOLIZEは、ものづくりのデジタル化技術導入で製品開発の進化を牽引してきた。自動車産業を中心に様々な産業において、グローバルに3D設計・解析エンジニアリング業務を請け負うと共に、自動車の電動化や自動化が進む中、MBD(Model Based Development) を推進。また、当社は3Dプリンターの国内最大級の保有台数を誇り、ものづくりを根本的に変えてしまう可能性を秘めた金属造形事業に注力している。ものづくりで培ったエンジニアリングと、暗黙知を形式知化しながら経営変革を実行する変革力の融合によりお客様への価値の最大化を図っている。

詳 細

1月31日(水)
『5Gテクノロジーで大変革する超高速ネットワーク』
大阪大学 電気電子情報工学専攻 教授  三瓶政一
sanpei-seiichi
    5G時代の社会変革<
    5G時代の社会変革

5G(第5世代移動通信システム)でネットワーク関係が大きく革新されよ うとしている。氏は第5世代モバイル推進フォーラム技術委員長。インテ リジェント無線伝送方式研究の第一人者。セルラシステムの基本要素・ 適応変調技術を世界に先駆けて開発。5Gは今日と桁違いの超高速・ 大容量、超多数端末接続、超低遅延、超高信頼性を高め、インダストリー 4.0やIoTニーズに対応しようとしている。5Gで可能となる変革を考えたい。

詳 細

2月16日(金)
『AI・IoTの時代 今 改めて注目すべき日本の世界最高峰の超高度加工技術』
(株)シルバーロイ代表取締役社長 高見千秋
takami-chiaki
    同社加工の超硬合金部品
    同社加工の超硬合金部品

同社は、超硬合金の技術開発に全てをかけて来た企業。新素材開発、 世界最高の品質の均一性、加工技術に取り組み、φ0.08mmの孔開加工 や0.05mmの研磨取代など、画期的超硬合金加工技術を開発して、世界 最高の評価を得ている異色企業。圧倒的な製品能力を持つ。AI、IoTと いう風潮に気をとられ、日本がこれまでに培い、切り開いて来た世界最 高峰の独自技術に気付かないと、日本は取り返しのつかないことになる。
■■ この回は兵庫県加西市の同社工場を実際に見学させて頂きます。■■

詳 細

 
3月15日(木)※3/14より日程変更となりました
『ARMが挑む技術・製品開発戦略、今後へのヴィジョン』
アーム(株) 代表取締役社長 内海 弦

utsumi-yuzuru
       
    インテルを超えて拡大する成長企業

同社は、省電力設計と高セキュリティ通信を実現する技術力、半導体製造企業に対して設計図のみを提供すると独自のビジネスモデルを確立し、米インテルに匹敵する半導体産業の中心企業の地位を固めつつある、英国半導体設計メーカー。2016年7月、ソフトバンクが3.3兆円強で買収。孫氏は、これで 「IoT」 時代への布石は打てたと話す。曾て世界でインテルがデファクトスタンダードを握ったように、今後はアームだと孫氏は言う。

詳 細

4月12日(木)
『モーション・コントロールの更なる高度化を求めて 』
(株)ハーモニック・ドライブ・システムズフェロー(最高技術責任者)執行役員 清澤芳秀

kiyosawa_yosihide.
    火星探索機オポチュニティーを駆動
NASAとJAXAが認めた現時点での最高峰の技術力 width=
    火星探索機オポチュニティーを駆動 NASAとJAXAが認めた現時点での最高峰の技術力

同社はトータル・モーション・コントロールの更なる高度化を目指す技術集団。宇宙衛星の太陽電池パネルの位置・姿勢制御でも活躍。NASA・JAXAが共に認める、現時点で・世界最高峰のモーション・コントロールの技術力を持つ。同社開発の小型指ロボットが1秒間に4m落下するボールを指先で摘む瞬間は、人間の目に見えない超高速度(0.01秒以下)動作。同社の技術は、独カールツアイスの脳外科手術システムにも採用されている。

詳 細

5月18日(金)
『意識下と無意識下の世界で働くAIを求めて』
(株)ホンダ・リサーチ・インスティチュート・ジャパン シニア・チーフ・エンジニア 重見聡史


shigemi_satoshi.
    ASIMO
    ASIMO

人と共存する機械の実現を求め、意識下と無意識下で働くAIを求めている。生物は殆ど無意識の世界でセンシングし、行動しているのだという。一々論理の世界に置き換えて昆虫や魚などは考え、行動しているのではないのだそうだ。ここに今日のAIの大きな問題があるかも知れない。今までのホンダでのロボット研究をご紹介いただき、今後、人と共存する機械の実現を目指して、そのような無意識下の世界にも働きかけるAIを考えていこうとする試みをご紹介願う。新たな知見が生まれる可能性がある。

詳 細




新経営研究会へお問い合せメール


ページトップ