明日の技術・製品・事業開発と独自の企業価値と創出を考える会


2016年後期スケジュール

11月29日(火)
『人工感性・知能ロボットの研究開発』
ソフトバンクロボティクス㈱ 取締役 コンテンツマーケティング本部長  蓮実一隆
㈱AGI代表取締役 cocoroSB ㈱ 取締役 清水一生
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    pepper
    人型ロボット pepper

21世紀の特徴の一つは、モノとシステムが全て、AI、IA支援の下にネットワーク化されることだろう。「ペッパー」は、一見メカ的には高度に見えないかも知れないが、ディープラーニングはもちろん、人の感情を読み取って、自律的に対応しようとする世界的にも独創的なもので、何よりもソフトバンクロボティクス、cocoro BS、AGIの若者達が、熱い思いで、次代を切り開こうと、生き生きと輝いて最先端のソフト開発に挑んでいる姿は感動的ですらある。

写真上:蓮実一隆氏(ソフトバンクロボティクス㈱)
写真下:清水一生氏(㈱AGI/cocoroSB ㈱)

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12月15日(木)
『先端生命医科学研究所(TWIns)の創設』
東京女子医科大学-早稲田大学/共同先端生命医科学専攻長 教授 梅津光生
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    EVAHEARTとシミュレータ
    EVAHEARTとシミュレータ

2008年4月、早稲田大学と東京女子医大は、それぞれの長所を活かして世界初の医工融合研究拠点を連携創設。人工心臓、世界初 細胞シートによる再生医療など、最先端の生命医科学研究に当っている。この設立の中心となったのが梅津光生氏。初代専攻長に就任。「TWIns」の命名は東京女子医大の「T」、早稲田の「W」、そしてInstitutionを組み合わせたもの。
今回は梅津光生氏のご講演と併せ、「TWIns」見学の栄をいただいた。
【会場】TWIns 見学(東京・新宿区)※「異業種・独自企業研究会」と合同

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1月20日(金)
『時間環境って、ご存知ですか?この回復が21世紀最大の課題の一つ』
東京工業大学 名誉教授  本川達雄
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    zounojikan-nezuminojikan
    ゾウの時間とネズミの時間

時間は一定不変という通念が、時間環境という発想を生めなないで来た。時間には「絶対時間」と「生物時間」があり、「生物時間」は体重の1/4に比例してゆっくり流れる。今、エネルギー消費量という観点から見れば、現代人は体重4.3tの象に当る。しかも、人間が生んで来たのは全て時間を速めるものばかり。今、人間はハツカネズミのように走り回る、ゾウのような大型動物になってしまっているのだ。現代人が感じているストレスの大半はここにある。

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2月7日(火)
『日産自動車における電気自動車と車の知能化・自動運転の開発』
日産自動車 ㈱ フェロー、前取締役 総合研究所長 久村春芳
久村春芳氏
    電気自動車と<br>自動運転技術搭載車
    電気自動車と
    自動運転技術搭載車

氏は10年前から車の「電動化」を認識して電気自動車の実現を牽引、又、高齢化社会の運転支援の必要から車の「知能化」、「自動運転」を推進して来た同社技術開発のトップ。電気自動車ではその電池の開発に努力。自動運転では車線変更、分岐、合流、飛び出してきた人の回避、赤信号認識と停車、無信号交差点への侵入に成功し、フェンス越し対象物の認識、最適車間距離、魚の動きにヒントを得た「魚群運転」などについて研究中。

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3月14日(火)
『味の素に学ぶアフリカ進出とその事業展開』
味の素㈱ 元代表取締役副社長 海外事業担当 北村卓三

味の素アニマル・ニュー・トリション㈱常勤監査役 出張恵士
北村卓三
出張惠士
    アフリカ

    アフリカガーナ

今、政情不安と経済危機が取りざたされながら、人口増で成長が続き、「最後の巨大市場」と言われるアフリカへの事業進出が中国を中心に目覚ましい。味の素はその中で商機を見出した代表的日本企業の一社。しかし、今回、味の素のアフリカ進出とその事業展開の実際をご披瀝願うのは、その成功のノウハウを知るためではない。ここには海外市場開拓・事業経営の本質について改めて考えさせる、重要な示唆があるからである。

写真上:北村卓三氏
写真下:出張惠士氏 昨年までアフリカ担当、第一線で指揮を執った出張氏

 

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4月13日(木)
『加工屋の矜持、加工技術で挑む高付加価値開発戦略』
積水化学工業 ㈱ 取締役 専務執行役員 加藤敬太
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    次世代大容量フィルム型リチウムイオン電池

戦後、ボールペン軸やプラスチック加工製品メーカーとして出発した積水化学は、自らは原材料を持たない。加工に生き、加工ビジネスを極め、営業利益の6割を高機能プラスチックで生み出している異色の高開発型企業。同社の高機能中間膜は世界シェア8割を占め、同社開発の大容量フィルム型太陽電池が世界の話題となったのはまだ記憶に新しい。加工技術で圧倒的に勝ち切るビジネスモデルの構築と開発力が同社の命。

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