挑戦者本人が語る「明日の技術・製品開発と独自の企業価値創出研究会」

最近のプログラム

2016年4月21日(木)

(公財)川崎市産業振興財団 センター長
前東京大学大学院 工学系研究科 医学系研究科教授 
片岡一則氏

『ナノマシンによる未来の医療はすぐそこに』
-あらゆる微小空間で生体機能をコントロールする革新技術の創成―

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片岡一則氏

 “イノベーションフォーラム”の今期第6回例会は、4月21日(木)、下記により(公財)川崎市産業振興財団 センター長、前東京大学大学院 工学系研究科 医学系研究科 教授 片岡一則氏をお囲みし、「ナノマシンによる未来の医療はすぐそこに」-あらゆる微小空間で生体機能をコントロールする革新技術の創成―と題してご講演いただきます。

選択的に薬剤や象経済を疾患部位に送達し、治療と
診断を行うウイルスサイズの高分子ナノマシン 

 片岡氏は、2014年4月、光に反応して目的の遺伝子をガンへ届ける光応答性ナノマシンの構築に成功したことを発表しました。ガン細胞などの標的細胞に特定の遺伝子を導入するためには、細胞に遺伝子を正確に送り届けるデリバリーシステムが必要となりますが、これは従来のウイルスベクターや遺伝子導入試薬では困難であるとともに安全性に問題がありましたが、片岡氏は、「私達はナノテクを駆使し、薬を必要箇所に、必要な時、必要量を機能させるシステム研究を行っている。これは全身の血流を巡る薬を目標部位の目的細胞のみに集積、機能させることで、私の高校時代、NASAが人類を月に送り込むことに成功し、その時の興奮を私は今でも鮮明に憶えている。人体という小宇宙の中で、数々のハードルを乗り越え、目的の細胞まで薬を届ける“ナノマシン”、この人体へのアポロ計画の取り組みをお話ししたい。」と仰っておられます。

 なお、この最終回は当初4月14日とご案内申し上げておりましたが、4月21日(木)に変更させていただいておりますので、何卒、お間違えなくご出席下しますよう、宜敷くお願い申し上げます。

 万障お繰り合わせいただき、積極的なご参加をいただきますよう、お薦め申し上げます。

日程・会場

【日 時】 2016年4月21日(木)13 : 30-17 : 00 
【会 場】 東京理科大学 森戸記念館 1F 第2フォーラム 
       東京都新宿区神楽坂4-2-2 
      Tel. 03(5225)1033
【テーマ】 『ナノマシンによる未来の医療はすぐそこに』
        -あらゆる微小空間で生体機能を
         コントロールする革新技術の創成― 
【講 師】 (公財)川崎市産業振興財団センター長
       前東京大学大学院 工学系研究科 医学系研究科 教授
       現東京大学政策ビジョン研究センター特任教授
       片岡一則氏
【チェアマン】
      日本工学会 顧問・元会長 
      元三菱重工業(株)代表取締役常務 CTO 柘植綾夫氏 

 

スケジュール

  • 13:30-14:30  ご講演(前段)
  • 14:30-15:00  ネットワーキング・ブレイクタイム
  • 15:00-16:00  ご講演(後段)
  • 16:00-17:00  Q&A
MEMO


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