イノベーションフォーラム21

開発者本人が語る「明日の技術・製品開発と独自の企業価値創出研究会」

最近のプログラム

2014年10月1日(水)

パナソニックプロダクションエンジニアリング(株) 
プロダクションテクノロジーセンター 標準機事業グループ 主幹技師 竹内博之氏

『超高精度三次元測定機UA3Pの開発・商品化の軌跡と今後の展望』

  竹内博之氏

 皆様のご参加をいただいております2014年度前期「イノベーションフォーラム21」の第6回は、来る10月1日(水)パナソニックプロダクションエンジニアリング(株)標準機事業グループ 主幹技師 竹内博之氏より、「超高精度三次元測定機UA3Pの開発・商品化の軌跡と今後の展望」」と題して、ご講演いただきます。

          三次元測定機UA3P  

 ご案内の通り、パナソニックの超高精度三次元測定機(UA3P)は、1980年初頭、光ディスクに求められた非球面レンズの実現において、世界にまだこの計測評価を可能とする測定機が存在しなかったことからその開発商品化に取り組み、幾多の難関を経て遂にその実用化開発に成功し、以後、世界の光学分野の発展に広く展開、大きく貢献してきたものです。

 この技術は、今日、非球面レンズや半導体ウエーハ、ハードディスクなどの大面積を微細部までナノ精度で測定可能とし、原子間力ブローブの搭載で、測定対象物を最高0.01μmの超高精度測定を実現して、今日では光ディスク、一眼レフカメラ、スマホ、露光装置など、非球面及び自由曲面のレンズの開発には必要不可欠な存在となっているばかりか、水平面から最大75度の傾斜面まで最高10nm精度で測定可能とし、精密微小部品、精密金型などの高精度測定を可能としています。

 この開発は第34回市村産業賞功績賞(2002)他、数々の大賞を受賞しておりますが、これらの開発は今後の日本の製造業に極めて大きな示唆を持つものと考え、この開発の軌跡を振り返っていただき、併せて、高精度計測により実現できる商品、及び、それらの商品が人々の生活にどのような貢献をしているかについてご披瀝願う予定です。

 皆様方の積極的なご参加をお勧め申し上げます。

日程・会場

【日時】 2014年10月1日(水)13 : 30-17 : 00
【会場】 東京理科大学 森戸記念館 2階 第1会議室
     東京都新宿区神楽坂4-2-2
     Tel. 03(5225)1033
【テーマ】 『高精度三次元測定機UA3Pの開発・商品化の軌跡と今後の展望』
【講師】 パナソニックプロダクションエンジニアリング(株)
     プロダクションテクノロジーセンター 標準機事業グループ 主幹技師 
     竹内博之氏
【コーディネーター】
     放送大学 名誉教授 森谷正規氏 

スケジュール

  • 13:30-14:30  ご講演(前段)
  • 14:30-15:00  ネットワーキング・ブレイクタイム
  • 15:00-16:00  ご講演(後段)
  • 16:00-17:00  Q&A
MEMO


会 場


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