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開発者本人が語る「明日の技術・製品開発と独自の企業価値創出研究会」

これまでの発表事例

2011年2月22日(火)

(株)三菱ケミカルホールディングス   代表取締役社長  小林喜光 氏


『日本の新たなグローバル・アドバンテージとなる、
           開発戦略と事業戦略の構築』


 オリジナリティーを持つと同時に技術力に優れ、時代を先導して来た筈の日本のエレクトロニクス製品が、今世界シェアを失おうとしている。日本の技術力と‘ものづくり文化’を再びグローバル競争力に結びつける戦略が求められている。

 そのような時代背景の下,三菱化学は独自開発のDVD記録材料・AZO色素とナノオーダーに依る超精密設計のディスク生産用超精密原盤(スタンパー)を一体化。ここをブラックボックス化して前後をオープン化し、DVD製造装置のFull-Turn-Key型プラットフォームとしてインドや台湾に提供。しかも、その際、三菱化学はインドや台湾にDVDディスクのつくり方を全て教え、DVD製造はインド、台湾にまかせてメディアの大量普及と自らの高収益の同時実現に成功した。このブラックボックス化されたプラットフォームがDVD製造工程とディスクの品質のすべてを支配し、そのDVD製造装置の今後の技術的進化・発展はすべて三菱化学が握っている。これがDVD版インテルモデルといわれる由縁である。

 現在、同社は日本の新たなグローバル・アドバンテージとなれる開発・事業戦略の構築を目指して挑戦中。  

三菱化学は資源・環境、健康、快適をキーワードとしている、現在世界5位の総合化学企業。今、有機太陽電池、リチウムイオン電池材料、白色LED、有機EL関連などで話題を呼んでいる。

日程・会場

【日 時】2011年2月22日(火) 13:30-17:30
【訪問先】三菱ケミカルホールディングス 
     ケミストリープラザ 
     東京都港区芝4-14-1
     三菱ケミカルホールディングスビル
《交通》JR田町駅(西口)徒歩3分
     都営地下鉄三田線/浅草線
     三田駅(A6番)徒歩1分
【集 合】現地集合
【講 師】(株)三菱ケミカルホールディングス
       代表取締役社長 小林喜光氏
【コーディネーター】
     (有)テクノ・ビジョン 代表 
     元帝人(株)取締役 
     相馬和彦氏

スケジュール

  • 13:00 ケミストリープラザ見学
  • 14:35 ご講演
          「日本の新たなグローバル・アドバンテージ
                    となれる開発・事業戦略」
  • 15:35 Q&A
  • 16:20 ネットワーキング・ブレイクタイム
  • 17:30 解散  
MEMO

★今回は、三菱ケミカルホールディングス ケミストリー
 プラザを見学させて戴きます。



会 場


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