AI& IoT などデジタル化時代の日本のイノベーションを考えるスタートポイント、
今日の日本の “ものづくり“ の核心

2019後期スケジュール

【訪問見学先】三菱日立パワーシステムズ(株) 高砂工場(兵庫県・高砂市)

9月20日(金)

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MHPSガスタービン
提供:MHPS

『GEから世界シェアTOPの座を奪取したMHPSの技術開発、日本のものづくり精神 』

【講師】三菱日立パワーシステムズ(株)執行役員ターボマシナリー本部副本部長正田淳一郎

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同社は三菱重工・日立製作所 火力発電事業の統合企業。原子力が危惧される今、ガスタービンが現在の発電の主力。GE、シーメンス、MHPSがビッグ3。MHPSの JAC型ガスタービンは世界最高熱効率、運転時間累計25万時間を達成。昨年、GEから世界シェアトップの座を奪取。技術力に加え、「日本のものづくり理念」の結果。百年に一度と言われる大変革の今、極めて教訓溢れる事例。今年2月、優秀省エネ機器経産大臣賞受賞。

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【訪問見学先】 トヨタ自動車(株)(愛知県・豊田市)

10月17日(木) 

元町工場
元町工場
乗用車組み立てライン

『自動運転に向けたトヨタ自動車の取り組み』

【講師】トヨタ自動車(株)先進技術開発カンパニー フェロー 葛巻 清吾

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自動車産業は100年に一度という大変革の時代を迎え、内閣府推進の戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)の一つ「自動走行システム」も「自動運転」とテーマを変え、2023年までの世界に先駆けた事業化の実現に挑んでいる。葛巻氏はその研究開発責任者。近年、①周辺認識センサ性能、②大量データ処理能力、③AI中心のソフトウェア技術などの進歩により、運転知能化が飛躍的に進歩。元町工場は「クラウン」、「マークX」、燃料電池車 「ミライ」 を生産するトヨタの主力工場。

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【訪問見学先】 パナソニック(株)アプライアンス社 草津工場(滋賀県・草津市)

11月5日(火)

パナソニックアプライアンス
パナソニック
アプライアンス社

『パナソニック草津工場における
   人・モノづくり × Iot中心の生産革新 』

【講師】パナソニック(株) マニュファクチャリングイノベーション本部長 小原 英夫
【講師】パナソニック(株) アプライアンス社 草津工場長 高田 泰治

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パナソニックは家庭用燃料電池の製造工程で高品質・高効率を目指した工場IoT導入に取り組み、工場の製造管理指標などあらゆるプロセスをつなぎ、IoTを基軸に人・モノづくりをはじめ製品・工程設計力の向上、職人技の汎用化、バラツキのない尖ったモノづくり等をテーマに、日本製造業の特徴「人が活きるIoTによる生産革新」を推進している。

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【訪問見学先】 (株)東京精密 八王子工場(東京都・八王子市)

12月18日(水)

三次元測定機 微細加工
三次元測定機 微細加工

『最先端の精密測定技術と精密加工技術への挑戦』

【講師】(株)東京精密 代表取締役社長 CEO 吉田 均

吉田 均

精密計測機器と半導体製造装置で国内・世界トップシェアを持つ装置メーカー。切削工具の町工場から出発。“ものづくり”における計測の重要性に気づき、「測れないものは作れない」の思想を生み、これが今日を築く基となった。また日本初のスライシングマシン等、独自の技術開発で半導体製造装置メーカーとしても躍進。「世界最高精度」「世界初」「世界シェアNo.1」にこだわる。真円度・円筒形状測定機は国内トップ。また半導体製造用プローバーは世界トップシェアを持つ。

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【訪問見学先】 JAXA 宇宙科学研究所 相模原市キャンパス (神奈川県・相模原市)

1月15日(水)

小惑星リュウグウ間近の”はやぶさ2"(イメージ)
小惑星リュウグウ間近の
”はやぶさ2"(イメージ)

『はやぶさ2:太陽系の誕生と生命起源の秘密に迫る』

【講師】JAXA 宇宙科学研究所 准教授
惑星探査機「はやぶさ2」プロジェクトマネジャー  津田雄一

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2014年12月に打ち上げられた「はやぶさ2」は、’18年6月小惑星「リュウグウ」に飛行誤差±10Km以下の精度で到着。’19年7月、60cmの位置精度で2回のタッチダウンに成功した。世界初の複数地点、世界初の地下物質採取に成功。’20年末帰還予定。克服すべき課題は山程 あった。現在、地球とは太陽を挟んで約3億Kmの位置。太陽系の誕生と生命の起源の探求が「はやぶさ2」のミッション。“初代はやぶさ”に 携り、’15年、39歳で「はやぶさ2」総責任者。「100点満点で1000点。 事前準備を含めパーフェクト」と氏は言う。今年はアポロ月面着陸50周年。

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【訪問見学先】 DIC(株)総合研究所、DIC川村記念美術館 (千葉県・佐倉市)

 3月11日(水)

※日程変更となりました DIC 総合研究所
DIC 総合研究所

『DIC の未来戦略と独自路線の追求』

【講師】DIC㈱ 執行役員 R&D統括本部長 総合研究所長 有賀利郎

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今年、創業111年。現在でも創業事業の印刷インキは総売上の50%。機能有機顔料、PPSコンパウンド、パッケージ関連材料で世界シェアトップ。2008年、大日本インキ化学工業から社名変更。2017年、創業以来最高益達成。液晶材料、工業用粘着テープ、エポキシ樹脂、フッ素化学品、インクジェットインキ、特殊磁気テープ、中空糸膜モジュールなど、幅広く事業展開。凄まじい勢いで変化する今日の環境変化を「ニューノーマルの出現」と同社は捉え、素材産業としての今後を探っている。日本で逸早く海外進出したのも同社。DICカラーガイドはデザイン、グラフィック、ファッション業界で幅広く利用されている。

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