日本の新成長戦略、今後日本の‘技術開発’と‘ものづくり経営’を考える

2015 前期スケジュール

【訪問見学先】 J-TEC(株) (愛知県/蒲郡郡)

J-TEC

5月15日(金)
日程変更
 8月24日(月) 

『富士フイルム第2の創業、再生医療への挑戦』

【講師】 富士フイルム(株) 取締役常務執行役員 戸田雄三

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2006年10月、時代変化に対応するため社名から写真を取り、基盤技術として保有する有機化学とフィルム技術を生かした新領域創出への事業改革を推進してきた同社は、今、戸田氏を中心に再生医療へ大きく舵を切りました。フィルム乳剤は20µmもの極薄の中に100種もの薬品が入る、肝臓細胞に匹敵する超精密製品で、このミクロ場での反応制御技術を新医療分野で再生させるべく挑戦しています。

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【訪問見学先】 理想科学工業(株)筑波工場 (茨城県/稲敷郡)

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6月12日(木)

『理想科学の今日に至る道程、今日のビジョン』

【講師】 理想科学工業(株) 代表取締役社長 羽山 明

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同社は孔版印刷機を主力製品として出発し、その一展開であった「プリントゴッコ」は一時代を画しました。「世界に類のないものを創る」をモットーに、今、高速カラープリンター「オルフィス」などでグローバル展開する中堅企業のオーナー社長から、大企業経営者とは一味違う、生き残りを掛けて独自の製品で世界に挑む、その経営の姿勢・努力に学びたいと思います。

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【訪問見学先】 凸版印刷(株)印刷博物館 (東京都/小石川)

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7月6日(水)

『文化への貢献を究極の目的とする、
           トッパンの先端映像技術開発

【講師】 凸版印刷(株)常任監査役 前取締役副社長  髙宮城實明

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同社は、印刷技術を通して長年培った高精細デジタル化技術、カラーマネジメント技術を基に、貴重な文化財をデジタルで捉え、先端映像技術(トッパンVR技術)による公開事業を進めています。現実には見られないものや新発見の事象をリアルに可視化、即時描画の対話型ライブ、多様な出力形態による臨場感・没入感の創出で、新たな文化財体験を開発・提供しています。

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【訪問見学先】 積水化学工業(株) 滋賀水口工場  (滋賀県/甲賀市)

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7月29日(水)

『積水化学のプラスチックの高機能化と
            グローバル化/合せガラス用中間膜の開発』

【講師】 積水化学工業(株) 取締役 常務執行役員  加藤敬太

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同社は「住宅」「環境」「高機能プラスチックス」の3領域でグローバル展開する挑戦的企業で、今回は世界に先駆けて実用化し、グローバル規模で多数の自動車メーカーに採用され、「大河内記念賞」を受賞した先端高分子材料「合せ硝子用中間膜」の開発の中心となった加藤氏から、その開発の経緯と今後同社の先端高分子材料開発へのご抱負を伺います。

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【訪問見学先】 九州指月(株) (福岡県/嘉麻市)

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9月11日(金)

『指月電機における ものづくり経営革新』

【講師】 (株)指月電機製作所 相談役・前代表取締役社長梶川泰彦

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同社は薄膜フィルムコンデンサの草分けで、コンデンサ、電力機器など、パワーマネジメント機器・システムの開発にチャレンジし、同業各社が苦戦する中、在庫ゼロ・多品種少量生産、リードタイムの徹底短縮など、他社が真似できない経営をやって来ました。その中心となってきたが梶川泰彦氏。今日の日本のものづくり経営に極めて大きな示唆を与えてくれる事例です。

【訪問見学先】 ヤマハ(株) 掛川工場 (静岡県/掛川市)

ピアノ工場

4月23日(木)

『楽器開発・製造における伝統と先端技術の融合』

【講師】 ヤマハ(株)上席執行役員 楽器・音響開発本部長 長谷川豊

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ヤマハピアノ第1号が誕生したのは1900年。時代と共に音楽は変化し、音も楽器もその作り方も、技術の変化の影響を大きく受けてました。今回は最新ピアノ工場の見学と併せ、アコースティック、先進デジタル技術を取り入れた楽器などをご披瀝願い、ミニコンサートを併せ持っていただいて、技術と文化、先進技術と匠の技など、今後の技術開発について考える機会といたします。




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